薬剤師の転職に必要な時間や書類の準備と手続き、転職サイトの上手な選び方・使い方を解説!
 薬剤師の転職には様々な準備が存在します。必要で充分な準備ができるようにしましょう。

さて、本記事をお読みになっているあなたは、薬剤師として、さらなるスキルアップや給与アップなどの目標を持ち、退職・転職を考えられていることでしょう。

転職には業種を変える、職場を変えるなど様々な目的がありますが、どの目的にも必要なことがしっかりとした準備と知識です。

準備には「あなた自身の気持ちの準備」、「書類的な準備」などの他に、「雇用保険」や「健康保険」などの手続きが必要になってきます。

これらの準備には知識が必要になってきます。また、「薬剤師の転職サイト」やそのエージェントの正しい使い方に関する知識もあったほうが良いでしょう。

本記事では、退職から求職、そして新たな会社への転職の際に必要な情報をお伝えしていけたらと思います。

まずは、満足のいく転職を行うためにはどの程度の時間がかかるのでしょうか。

転職にはどのくらいの時間がかかるの?

薬剤師の転職に限らず、一般的な転職には時間が必要になってきます。

辞めたいと思ってからすぐに転職できるわけではないですよね。

転職を準備し始めてから、無事に転職が完了するまでにはおよそ6ヶ月の時間がかかると言われています。

転職には次の項目があり、およその時間ですがこのようになっています。

  • 事前の準備(2ヶ月)
    • 自己分析、強みの把握
  • 志望企業に応募(2ヶ月)
    • 面接
  • 内定(2ヶ月)
    • 退職の手続き

中でも自己分析からの志望企業検索が時間がかかります。

仮に一人で探していたとすると、自分の希望する条件の企業を探すためにはかなりの労力がかかります。

そこでお勧めなのが転職サイト、転職エージェントの利用です。

次に薬剤師が転職時に登録しておきたい転職サイトについて解説していきますね。

薬剤師が転職時に登録しておきたい転職サイト

まずはじめに、転職サイトを使うことが大前提になってきます。正確には転職サイトの情報だけではなく、エージェントを有効活用することがとても大事になってきます。

転職活動の準備を始める前に、おすすめの転職サイトをご紹介しておきます。登録は後でも良いので、この記事を読み勧めていただければと思います。

薬剤師の転職サイトは数多くあり、どのサイトを利用すればよいか判りにくいですよね。

迷ったらまずこれらの転職サイトを活用してみよう

当サイトでは、各転職サイトの特徴や、使うべきポイントに関してまとめる予定でいますが、まずは最王手の「マイナビ薬剤師」と「薬キャリ」などの複数の転職サイトに登録しておくことが良いでしょう。

マイナビ薬剤師」は5年連続利用者満足度がNo1ということで、信頼と実績があり安心して利用できそうです。
サイト内には職務経歴書や履歴書の具体的な書き方講座もあり、とても参考になります。

薬キャリ」はm3キャリアが運営する転職サービスで、医師向けのサービス提供も実施している会社であるため、病院系の転職に強いと言われています。

最新の情報を常に受信し続けることが必要

一般的に、転職に関連する情報は生ものです。
好条件の案件であれば、あなたが迷っている数時間のうちにライバルに取られてしまうこともあるでしょう。

なるべく早く行動し、情報収集をしていくことが、あなたの転職を成功させるカギの一つだと言っても過言ではありません。

また、様々な転職情報に触れていくことで、求人情報への目も肥えてくると思います。

どんどん転職サイトを有効活用していくことは、あなたの転職をより良いものへとするでしょう。

このように複数の転職サイトに登録しておくことでそれぞれの強みを活かすことができるようになりますので、できれば複数登録することをおすすめしています。

転職活動を始める際に準備しておくべきこと

転職活動準備の前に把握しておくこと

これから転職活動を始めようとする際に把握しておいたほうが良いことを書いてきます。

薬剤師だからといって、誰でも簡単に転職活動が成功するというわけではありません。

薬剤師はあくまでもただの国家資格の一つであり、採用するために必要な条件の一つに過ぎないのですから。

採用する側からすれば薬剤師免許があるのは当たり前ですよね。更に知りたいのは、あなたの人柄や、仕事に対する向き合い方などではないでしょうか。
今までの仕事ぶりが、これからの転職に良くも悪くも影響を及ぼしていくことでしょう。

これまでの仕事で、あなたが自身の手で成し遂げてきたことをしっかりとアピールできれば、「この会社でも頑張ってくれそう!」という印象を与えることができるでしょう。

と、少し厳し目のことを書きましたが、いかがでしょうか。

何も成し遂げていない!と思った方は、実はそんな事ありません。

何でも良いんです。少しばかり小さなことでも、あなたは必ず何かを成し遂げているはずですから。そこを掘り出して見るところから始めてみましょう。

本記事ではそのようなお手伝いも行います。

しっかりとした準備を行えば、大抵の場合、問題なく転職活動ができますので心配しないでくださいね。

転職活動を行う目的はなにか

まずはじめに、なぜ転職活動を行うのか、という目的をはっきりさせておく必要があります。

今の会社は自分に合わない!

仕事内容が単調でつまらない!

というような若干後ろ向きな理由もあるかもしれません。

薬剤師として更にスキルアップをしたい!

業種を変えて、収入アップをしたい!

といった前向きの目標もあると思います。

例に上げたような感じの目的でも良いのですが、より具体的な目的をしっかり考えることが大事です。

その目的を言葉に出したときに、頭の中に具体的に映像が浮かぶような目的にすると、実現した際のイメージが湧きやすくなるのではないでしょうか。

転職活動の予定を立てておく

自分が気に入った会社にすぐ入れるとは会社とは限りません。

転職活動をすると決めた際には、まず行動計画を立てていきましょう

働きながら転職活動を行うのか、一旦退職をしてから活動するのか。どちらを選択するかにより、時間やお金の使い方に差が生まれてきます。

どのような会社に、どのようなタイミングで応募するのか、自分はどのようなキャリアを形成したいのか、など非常に多く考える必要がありますね。

会社選びは可能な限り時間をかけて、じっくりと吟味していきたいですし、どのように時間を使っていくかが非常に大事になってきます。

チェックポイント

  • 転職先の会社が、あなたを採用した際の利点を想像できるようなエピソードを思い出してみましょう。
  • 転職活動の具体的な目標を、映像が想像できるくらいの解像度で立てておきましょう。
  • 転職活動全般について、行動計画を立てておきましょう。

退職時に必要となること

転職する際には現在所属している会社を退職しなくてはなりません。本章では、退職時に必要となる手続きや書類について、説明していきます。

 転職者個々人において必要となってくる書類が異なる場合があります。自身の必要な書類は、所属会社に確認するなど、しっかりと確認してください。

退職前に必要な書類

あなたが退職する時には様々な手続きが必要になってきます。会社の都合で必要なもの、社会保険関連の手続きなどですね。

それらの手続きに必要な書類

  • 退職願
  • 健康保険証の返却
  • 退職所得の受給に関する申告書

について、紹介いたします。

なお、必ず勤務先の会社やハローワークなどに確認しながらご準備ください。

退職願(退職届)

退職願はあなたが会社に退職の意思表示をする大切なものです。

退職願と退職届の違いは、退職願は撤回される可能性がある、退職届は撤回できないという違いがあります。

基本的にどちらでも良いのですが、必ず転職する!という強い意志がある場合は退職届を提出するほうが覚悟を決めるという点で良いのではないでしょうか。

健康保険証の返却

社会保険料は会社と自分自身で払っていますが、退職後には使えなくなってしまいます。よって返却が必要になります。

保険証を使用する資格を喪失したにも関わらず、その保険証を用いて保険診療を受けた場合、後ほど返還請求が来てしまいますので注意してください。

なお、すぐに就職しない場合は国民健康保険に加入が必要となります。

国民健康保険の手続き後、新しい健康保険証が間に合わない場合は健康保険被保険者資格証明書の交付を受けることで保険証が手元になくても保険診療を受けることができます。

参考
従業員に健康保険被保険者資格証明書を交付するときの手続き(日本年金機構)
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/jigyosho-hiho/hihokensha2/20131113.html

退職所得の受給に関する申告書

退職金にかかる源泉徴収税を正しく計算するために必要です。

この手続を行わないと「退職手当等の金額につき20.42%の税率による源泉徴収が行われる」とのことです。

参考
退職所得の受給に関する申告(退職所得申告)(国税庁)
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/annai/1648_37.htm

退職後に必要となる手続きと書類

退職後にも様々な手続きが必要となります。一般的に退職後14日以内に手続きを行わないと不利益を被る可能性があるとされていますので、速やかな準備、提出を心がけてください。

退職後に必要となる書類は

  • 雇用保険証、雇用保険被保険者離職票(離職票)1と2
  • 年金手帳
  • 源泉徴収票

です。簡単に説明していきます。

雇用保険証、雇用保険被保険者離職票1と2

こちらの書類はハローワークで雇用保険を受給する手続きを行う際に必要となります。

会社都合退職の場合は次の認定日から、自己都合退職の場合は3ヶ月程度の給付休止期間の後、その次の認定日から雇用保険が適応されます。

また、転職する際に前の会社を離職していることを証明する書類でもあります。離職票は退職日から10日くらいで受け取ることができます。

参考
雇用保険被保険者証とは? 必要なタイミングや再発行について解説【専門家監修】
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/caripedia/67

年金手帳

退職後に市区町村にて国民年金に加入するために必要となります。

もしくは、次の会社に転職し、厚生年金に加入する際に必要となります。

原本を提出している場合、必ず返却してもらうようにしましょう。

源泉徴収票

転職時に年末調整が必要な場合、次の会社へ提出する必要があります。

また、個人で確定申告をする際にも必要になってきます。

参考
転職後に前職の源泉徴収票が必要な理由と、もらえない場合の対処法
https://mynavi-agent.jp/knowhow/tax_withholding/

 

転職活動開始時に必要となる書類

さて、いよいよ転職活動時に必要となる書類を紹介していきます。今までの書類はあくまでも手続きに必要な形式的なものでした。

ここからはあなたの転職の質に影響を及ぼしてくる書類となってきますので、しっかり情熱をかけて作り込みましょう。

履歴書

当たり前ですが履歴書が必要です。

あなたがどのような経歴であるのかを転職先に示す必要がありますよね。

市販の履歴書に手書きで書き込んでも良いのですが、時代は令和です。

下記のハローワークページからテンプレートをダウンロードし、パソコンで記載しましょう。

職務経歴書

職務経歴書は、あなたが前の会社でどのような仕事を行ってきたのか、どのような能力を伸ばしてきたのかを示す書類となります。

この書類の目的は、転職先の会社に「あなたを雇った際にどのように戦力になるのか」を具体的にイメージしてもらうことにあります。

しっかりと自己分析をし、論理的に経歴書を完成させましょう。

転職サイトの中には職務経歴書の作成をサポートしてくれるものもありますので、確認の意味も含め、ご利用してみてはいかがでしょうか。

薬剤師免許証

薬剤師として転職するのであれば、薬剤師免許証は必要です。

正確には写しで良いのですが、しっかりと準備しておきましょう。

転職サイトやコンサルタントを有効に活用するための方法

転職サイトやそのコンサルタントを有効に活用するには、押さえておきたいポイントがいくつかあります。
それらのポイントをまとめた記事を作成しておりますので、こちらもチェックしてみてくださいね。

まとめ

本記事では薬剤師が転職する際に必要となる書類や情報に関してまとめてみました。

いざ転職する!と決めてから、しっかりと準備を行ない、納得のゆく後悔のない転職ができるようにしておきましょう。

本記事があなたの転職のお役に立てば幸いです。

それでは!

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